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アンドリュー・ブレイコー

コーポレート・プラクティス・アジアヘッド マネージング・パートナー(東京)
Partner Head of Practice
Tokyo Africa Group Latin America Group

エネルギープロジェクトおよびM&A案件を専門とし、アジア市場をリードする当事務所のコーポレート・プラクティスを統括する。東京オフィスのマネージング・パートナーでもある。

2005年に初めて日本に赴任して以来、日本のクライアントを中心に、エネルギー、電力、金属・鉱物、石油・ガス、LNG部門における複雑なクロスボーダー取引を数多く手がけてきた。

アフリカ、中東、オーストラリアおよび東南アジア等世界各地におけるM&A、国際合弁事業、プロジェクトファイナンス等の案件で、スポンサーや融資元と連携した豊富な経験を有する。

近年では、よりサステナブルなエネルギー源への移行を推し進めるエネルギーメジャーや投資家のサポート等の案件も手掛ける。

日本の大手商社(東京)に2年間出向し、世界各地の電力・鉱業案件について助言を提供した経験を有するほか、当事務所の数多くの主な日系クライアントと緊密な関係を築いている。

2016年以来継続して、『Legal 500 Asia Pacific 』における日本のProjects and Energy部門で「Leading Individual」に選出されており、またクライアントからは、「非常に仕事がしやすく、いつでも相談ができ、実践的な助言をしてくれる」「世界各地の投資やプロジェクト案件においてアジアを拠点とするクライアントに助言をした豊富な経験を有している」等の評価を受けている。

Background

英国ダラム大学にて法学学士号を取得後、2005年に当事務所に入所。以来18年間アジア太平洋地域を拠点に実績を積んできた。また、ロンドン、東京およびシドニーで、合併前の当事務所の前身であるHerbert Smith と Freehillsの双方 にて執務経験を有する数少ないパートナーの一人。

2012年にパートナーへ昇格して以降、当事務所東京オフィスのエネルギー・インフラ・鉱業チームを率いてきた。

日本では外国法事務弁護士として登録。また英国イングランド・ウェールズおよび豪州ニューサウスウェールズ州にて弁護士登録。

Experience & expertise

Selected matters

  • 丸紅株式会社:日本での洋上風力発電事業開発を目的とする英エネルギーメジャーBP p.l.cとの合弁事業
  • 三井物産株式会社:クリーンエネルギー投資会社Aker Horizens ASAの子会社Mainstream Renewable Powerの株式27.5%の取得(5.75億ユーロ)に関する契約 
  • 三菱商事株式会社:ペルー共和国ケジャベコ銅鉱山プロジェクトの開発主体である Anglo American Quellaveco SAの株式21.9%の取得を目的とした Anglo Americanとの契約
  • 丸紅株式会社、韓国POSCOおよびSTXグループ:西オーストラリア州における Roy Hill鉄鉱石プロジェクトの権益30%の取得およびその後のプロジェクト・ファイナンス
  • 住友金属鉱山株式会社:ニッケル処理の総合施設を備えるインドネシアの大手ニッケル採掘会社PT Vale Indonesia Tbkに対し同社が保有する少数株主持分のMIND-ID(インドネシアの国有鉱山会社)への売却
  • MM Capital Partners株式会社(丸紅株式会社等がスポンサーのファンド運営会社):ラトビアにおいて独占的に規制されているガス輸送・貯蔵事業を運営するJSC Conexus Baltic Gridに対するMarguerite保有持分29.06%の取得